線維筋痛症と診断され「一生治らない」と悩んでいませんか?検査で異常がなくても痛みは本物です。本記事では線維筋痛症の診断基準(WPI・SSスケール)や中枢性感作の仕組みを解説し、身体の自然回復力を引き出すアプローチをご紹介します。

🩺「一生付き合う病気」だと思っていませんか?――線維筋痛症(Fibromyalgia)と身体の回復力

「検査をしても、どこにも異常がない。」
「でも、身体はこんなに痛い。」
「この痛みとは、一生付き合っていくしかないのでしょうか。」

線維筋痛症と診断された人の中には、そんな思いを抱えている人が少なくありません。

痛みがあるのに、検査でははっきりした原因が見つからない。
周りからは「気のせいじゃないの?」「考えすぎじゃない?」と言われてしまう。

けれど、痛みは本当にそこにある。
それは、とてもつらいことですよね。

原因不明の症状だったものが、線維筋痛症と診断されて
ホッとして泣いてしまったという声も聞きます。
誰にもわかってもらえない、このつらい状況が、
とにかく病気と認められて、ホッとしたとのこと。
とても大きな心の負担になっていたのだと思います。

 

 

前回もお伝えしましたが、
もう一度、ここでお伝えしたいことがあります。

「病気を受け入れること」と、「治ることをあきらめること」は、同じではありません。

「この痛みとは一生付き合っていくしかない。」
そう言われて、すごく傷ついた人もいるでしょう。

「薬で痛みを抑えられているから、それで十分。」
そう思って、心を落ち着かせた日もあるでしょう。

でも、そう思い続けているうちに、身体が本来持っている
「回復する力」まで、信じられなくなってしまうことがあります。

 

 

もちろん、病気になった意味を考えることは、とても大切です。
そこから気づきを得たり、生き方が変わったりする人もいます。
でも、それは
「だから治らなくてもいい」ということとは別の話ですよね。

身体は、本来、できる限り健康な状態へ戻ろうとする力を持っています。

だから難難研では、
「身体は治ろうとしている。
その力を止めているものを、一緒に探していこう。」
そんな視点を大切にしています。

では、なぜ身体は、これほど強い痛みを感じ続けるのでしょうか。

 

 

線維筋痛症という病気を見ていくと、
「痛い場所」だけを見ていては見えてこないものが、
少しずつ見えてきます。

 

 

■ 線維筋痛症とは

まず一般的な医学的説明。

  • 全身に広がる慢性的な痛み

  • 痛みや疲労

  • 睡眠障害

  • 認知機能の問題(いわゆるブレインフォグ)

  • 頭痛など

  • 症状には波がある

  • 女性に多いとされる

  • 検査で明確な炎症や組織損傷が見つからないことが多い
    など。

ここで重要なのは、
「異常が見つからない=痛みが存在しない」ではない
ということ。

これは患者さんにとって、ものすごく救いになる部分だと思います。

 


新しくなった診断基準

昔の基準は、1990年のACR(米国リウマチ学会)の基準で、

  • 全身に広がる痛み

  • 18か所の圧痛点のうち11か所以上で痛みがある

  • 症状が3か月以上続いている

というものでした。
ところが、これは医師が18か所を押して痛みを確認する必要があり、患者さんの状態を十分に捉えられない面がありました。

そこで2010年に新しい考え方が出て、さらに2016年に改訂されています。
現在の2016年改訂基準では、圧痛点を数える方法ではなく、2つの指数を合わせて評価をする方法が広く用いられています。

① WPI(広範囲疼痛指数)

過去1週間に、19か所のどこに痛みがあったかを数えます。
0~19点で評価します。

② SSスケール(症状の重症度)

次の症状などを評価します。

  • 疲労

  • 起床時にすっきりしない

  • 認知症状(いわゆるブレインフォグ)

  • 頭痛

  • 下腹部の痛み・けいれん

  • 抑うつ症状

これを合わせて0~12点で評価します。

 

そして、総合的に診て

WPI 7以上 + SS 5以上
または
WPI 4~6 + SS 9以上
に加えて、
身体の5つの領域のうち4領域以上に痛みがあること

そして、
症状が同程度に3か月以上続いていること
などが基準になります。

 

「なぜ痛いのか?」

線維筋痛症は現在、
単純に「炎症がある病気」というよりも

痛みを処理する神経系の働きが変化し、
痛みをより強く感じやすくなることが関係している

と考えられています。
その背景には、「中枢性感作」と呼ばれる痛みの増幅機構など、
さまざまな要因が関与すると考えられています。

だから、
「痛いところが悪い」のではなく、
「痛みを感じるシステムそのものが過敏になっている」
のではないか?と思われます。

 


■ 難難研が考える「もう一つの視点」

「では、なぜその人の痛みを感じるシステムは、
そこまで過敏になったのでしょうか?」

難難研では、その背景に、

● 長期間のストレス
● 自律神経の緊張
● 睡眠の乱れ
● 心身が長期間「緊張状態」にあること
● 心の奥にある、本人も気づいていない緊張
● 身体が休めない状態

などが関係している可能性があると考えています。

痛みがあると、私たちはつい
「この痛みをなくさなければ」と思います。

でも、痛みそのものを敵とみなしてしまうと、
身体はさらに緊張してしまうことがあります。

難難研では、痛みを
「身体からの邪魔な信号」としてとらえるのではなく、
身体が何かを伝えているサイン
として見るところから始めます。

 


自然エネルギー療法でのアプローチ

自然エネルギー療法では
この痛みを強く感じてしまう身体に
どうアプローチしていくのか?

● 心身の緊張をほどく

● 自律神経を整える

● 身体が休める状態をつくる

● 身体の回復を妨げているものを探す

という4本柱を中心に、アプローチすることになると思います。

 


まとめ

線維筋痛症の痛みは、決して「気のせい」ではありません。

あなたが弱いからでもありません。
身体が壊れてしまったからでもありません。

今の身体が、長い間の負担の中で
「痛み」という形で何かを伝えているのかもしれません。

だから、あきらめなくていい。
痛みを抱えた身体だって、きっと今日も回復しようとしています。

難難研では、その身体の声を一緒に聴きながら、回復を妨げているものを一つずつ探していきます。

 

 

線維筋痛症の症状をお持ちのあなたへ

痛みがあるからといって、
身体が回復をあきらめたわけではありません。

「もう治らない」と決める前に。
あなたの身体が持っている回復する力を、もう一度信じてみませんか。

身体は、あなたを苦しめるために症状を出しているのではありません。
難難研は、「難病だから治らない」ではなく、
「身体には回復する力がある」という視点から研究とサポートを続けています。

 

 

オンラインでセッションをお受けしています。
日本全国・海外からもご相談いただいています。
セッションについて、まずはLINEからお気軽にどうぞ😊

 

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この記事を書いた人

心と身体と魂を癒す
自然エネルギー療法師 ゆみぃ

臨床検査技師・細胞検査士として数々の癌を研究。国内外での学会発表多数。 大学病院で30年近く診断業務に携わり、現代医学に精通。

子育てを機にホメオパシーに出会い、「これこそが本来の医療」と直感。 ホメオパシー、潜在意識カウンセリング、霊気、自然療法のお手当、エドガー・ケイシー療法などを学び、自然エネルギー療法師として活動。

現在は、難病・難治性症状研究所(通称:難難研)の主任研究員として、 独自の多次元療法(顕在意識・潜在意識・霊的影響・カルマ・魂・自然の障りなど多層に働きかける統合的療法)を実践。 病気・症状の根本原因を見つけ、魂レベルからの癒しをサポートしている